お口の中の衛生・管理

oral care

Oral Careオーラルケア

矯正治療を成功させるためには、まずお口の中の歯垢(プラーク)をしっかり取り除くことが重要となります。
当院では、そのため矯正治療に入る前にお子様から大人の方まで必ずブラッシング指導を行います。

  1. むし歯菌を位相差顕微鏡で診査します。
  2. だ液やプラークを採取し、むし歯や歯周病になりやすいか検査を行います。
  3. 初期むし歯がある方はレーザー光を用いてむし歯の深度を計測します。
  4. 歯の表面に残っているプラークの染め出しをします。
矯正中のお口ケア
  • フロス
  • ゴムタイプ歯間ブラシ
  • ワンタフトブラシ
  • 電動歯ブラシ

矯正装置は小さく複雑なため、汚れが溜まりやすくなります。当院では、患者様それぞれの装置に適した専用ケア用品をご案内しています。効率よく清潔に保つことで、快適な治療を進めることができます。

お口の筋肉トレーニング
(筋機能療法:MFT)

嚥下の行動様式

  • A.正常嚥下
  • B.異常嚥下
Graber TM:Orthodontics principles and practice,
Saunders WB Co,1972

口呼吸や舌の癖、唇が閉じにくいなどの症状は、歯ならびに大きく影響します。
当院では口の周りの筋肉(舌・唇・頬)を整えるトレーニングを指導しています。
正しい呼吸・飲み込み・発音の習慣を身につけることで、健康的な口元を目指しましょう。

Registered Safe Dental Clinic「外安全」届出歯科医院

当院は「外安全」届出歯科医院です。

歯科外来診療医療安全対策に係る施設基準

  1. 歯科医療を担当する保険医療機関であること。
  2. 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が一名以上配置されていること。
  3. 歯科医師が複数名配置されていること又は歯科医師及び歯科衛生士がそれぞれ一名以上配置されていること。
  4. 医療安全管理者が設置されていること。
  5. 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。
    また、自動体外除細動器(AED)については保有していることがわかる院内掲示をおこなっていること。
    • 自動体外除細動器(AED)
    • 経皮的動脈血酸素飽和度測定器
      (パルスオキシメーター)
    • 酸素(人工呼吸、酸素吸入用のもの)
    • 血圧計
    • 救急蘇生キット
  6. 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前連携体制が確保されていること。
  7. 公益財団法人日本医療機能評価機構が行う、歯科ヒヤリ・ハット事例収集事業等に登録することにより、継続的に医療安全対策等に係る情報収集等を行っていること。
  8. 当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
  9. 上記掲示事項に関して、原則としてウェブサイトに掲載していること。
緊急時における連携保険医療機関
  • 松山赤十字病院(TEL:089-924-1111)
  • 愛媛県立中央病院(TEL:089-947-1111)
  • 愛媛大学医学部附属病院(TEL:089-964-5111)

Online Eligibility Verificationオンライン資格確認の導入

オンライン資格確認を導入しています。

  • 当院ではオンライン資格確認を行う体制を有しています。
  • 患者様同意の下、医師がオンラインで薬剤情報、特定健診情報その他
    必要な情報を取得・活用して診療を行うことができます。
  • 診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。

これにより当院では、厚生労働省の定めに基づき「医療情報取得加算」を算定しております。
マイナンバーカードをお持ちでない方は、従来通り健康保険証を使った受診が可能です。
正確な情報を取得・活用し、質の高い医療の提供につなげるため、患者様にはマイナ保険証によるオンライン資格確認の利用にご協力をお願い致します。

QAよくあるご質問

  1. Q1

    痛くないのですか?

    当院では痛みの少ない治療を心がけています。しかし、装置が入って約半日くらいすると歯がうくような、硬いものが咬みづらいといった鈍い痛みが出てくる場合があります。人によって様々ですが、 だいたい3~4日で消える場合が多く、この間はあまり硬いものを食べないほうがよいでしょう。もちろん、当院では痛み止めを提供いたします。
  2. Q2

    治療のために歯を抜くことがあると聞いたのですが。

    歯の大きさとあごの大きさに差がなければ、抜く必要はありません。実際、抜かないで治療する人の方が多いくらいです。しかし、極端に歯の方が大きすぎたりあごの方が小さいのに抜かないで治療すると、そのしわ寄せが前歯を前傾させて、口元がかえって悪くなってしまいます。
  3. Q3

    どの歯を抜くのですか?

    人によって違います。通常は小臼歯といって、前歯から数えて4番目か5番目の前から見えにくい歯を抜くことがあります。また、親知らずという一番奥のもぐっている歯を抜くことがあります。いずれにしても、レントゲン診査やお口の型を採ってみて十分に調べた上で、患者さんのご了解のもとに、一般歯科の先生のところにご紹介しています。
  4. Q4

    むし歯になりませんか?

    でこぼこや、すき間の歯ならびではどうしても歯みがきがしにくく、歯ぐきの病気やむし歯になりやすい環境と言えるでしょう。この状態をなおすのが歯ならびの治療です。しかし、装置をつけることによって、今まで以上に歯みがきに気を付けなければなりません。当院ではむし歯予防、歯肉炎予防のため、ブラッシング指導を徹底して受けていただいております。所定の回数で、目標の歯みがきが達成できない時は、装置を装着する時期を遅らせることもあります。
  5. Q5

    もし装置が壊れたら、どうしたらよいのでしょうか?

    ただちにご連絡ください。来院が必要かどうか、状態をお聞きしたうえでお話します。歯の表面の装置は歯に穴をあけてとめているのではなく、特殊な接着剤でとめています。通常の食事くらいではとれることはありませんが、誤って、硬いものをかんでしまったりすると外れてしまうこともあります。その場合は装着し直しをします。
  1. Q6

    話しづらくなりませんか?

    歯の裏側から治療をする時、特にラ行、サ行、夕行の音が出にくく感じられます。約2週間位で慣れてきます。
  2. Q7

    歯ぐきが目立って出ているので、それも治したいのですが。

    歯の位置を変える事により歯の根のうわっている歯ぐきも変化します。治す程度によっては、形成外科の先生とチームを組んで治療することもあります。
  3. Q8

    治療するのに年齢制限はあるのですか?

    歯を支えている歯周組織が健康であれば高齢の方でも治療をされる方はたくさんいらっしゃいます。
  4. Q9

    ヘッドギアを着けないといけないのですか?

    最近、インプラントを入れる事によってヘッドギアに頼らなくても治療ができるようになりました 。