2007/11/09
第25回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会出席
平成19年11月9日(金)(京王プラザホテル)演者 愛媛県立中央病院 形成外科 小林 一夫先生
上下顎骨切りによる咬合平面傾斜の改善 –術後の安定性と顔面形態の検討-
共同演者 徳永 和代 高橋 国宏 黒川季代子 三宅 啓介
岡矯正歯科 岡 健治
きむ矯正歯科 金 俊熙
【目的】顎変形症患者のセファロ計測や咬合モデルで多くの症例に顔面非対称や咬合平面の傾斜が認められる。頣(オトガイ)の位置、口角の位置変位や咬合平面の傾斜が僅かな症例では、手術時の下顎の回転、頣形成や歯牙の挺出により改善されるが、口角位置に左右差がみられる症例では上顎骨と下顎骨に対する治療が必要となる。今回、上下顎骨切りで咬合平面の改善を図った5症例について術後の安定性と顔面形態につき検討したので報告する。
2007/11/01
本県新居浜市出身 愛川ゆず季さんがゲスト審査員として出演
2007年11月1日(木)日本臨床矯正医会主催第3回ブレーススマイルコンテスト表彰式出席
矯正歯科治療中の方を対象とした笑顔のフォトコンテストが東京お台場ヴィーナスフォート・教会広場で開催され、広報委の一人としてお手伝いを致しました。今回「元気な笑顔」をテーマに募集し、100医院以上の先生方の患者さんをはじめとする、全国の6歳〜68歳と幅広い年代層の矯正歯科治療中の方から、全262点もの応募が寄せられました。東京歯科大学 口腔健康臨床学講座 歯科矯正学分野講師 宮崎晴代先生と、ご自身も矯正歯科治療経験者である人気タレント、愛川ゆず季さんをゲスト審査員として迎え、当日来場の一般の方々に投票いただいた結果も踏まえ、本年度の最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞がステージ上で決定致しました。
最優秀賞を受賞した松澤あゆみさんは、矯正歯科治療中に妊娠、出産を経験し、「いつか『ママの歯並びキレイだね』と言われるのが楽しみ」と受賞の喜びを語りました。その他、優秀賞に輝いた岡田知子さんはプロのチアリーダーを目指しており、候補者のアピールタイムにステージ上でパワフルなダンスを披露して頂きました。
愛川ゆず季さんのトークショーでは、自身が体験した“大人になってからの矯正歯科治療”や、その経験により関心を持った“予防歯科の大切さ”を、一般来場者へ向けてお話し頂きました。歯への意識が高まったことも治療を受けたメリットだったとお話された愛川さんはとても美しい歯並びと笑顔の持ち主でした。また、投票頂いた一般の方々の中から抽選で2組の方に、愛川ゆず季さんとの「ツーショットスマイル撮影会」のチャンスもプレゼントし、会場は大いに盛り上がりました。
他の広報委員の先生方といっしょに、私は、りんかい線「東京テレポート駅」駅前で、街ゆく人々にイベントの告知も兼ねて、歯ブラシ&歯並びチェックシートなどを無料でプレゼント配布致しました。
この催しが、矯正患者さんを勇気付け、治療器具が特別なものではなく、ポジティブな生活を送るための素晴らしい物であるという認識を深めていくものとなっていることを徐々に実感しています矯正歯科治療の啓発イベントとしてより良い企画を盛り込み、来年度以降も継続して開催を検討出来ればと願っています。
矯正歯科治療中の方を対象とした笑顔のフォトコンテストが東京お台場ヴィーナスフォート・教会広場で開催され、広報委の一人としてお手伝いを致しました。今回「元気な笑顔」をテーマに募集し、100医院以上の先生方の患者さんをはじめとする、全国の6歳〜68歳と幅広い年代層の矯正歯科治療中の方から、全262点もの応募が寄せられました。東京歯科大学 口腔健康臨床学講座 歯科矯正学分野講師 宮崎晴代先生と、ご自身も矯正歯科治療経験者である人気タレント、愛川ゆず季さんをゲスト審査員として迎え、当日来場の一般の方々に投票いただいた結果も踏まえ、本年度の最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞がステージ上で決定致しました。
最優秀賞を受賞した松澤あゆみさんは、矯正歯科治療中に妊娠、出産を経験し、「いつか『ママの歯並びキレイだね』と言われるのが楽しみ」と受賞の喜びを語りました。その他、優秀賞に輝いた岡田知子さんはプロのチアリーダーを目指しており、候補者のアピールタイムにステージ上でパワフルなダンスを披露して頂きました。
愛川ゆず季さんのトークショーでは、自身が体験した“大人になってからの矯正歯科治療”や、その経験により関心を持った“予防歯科の大切さ”を、一般来場者へ向けてお話し頂きました。歯への意識が高まったことも治療を受けたメリットだったとお話された愛川さんはとても美しい歯並びと笑顔の持ち主でした。また、投票頂いた一般の方々の中から抽選で2組の方に、愛川ゆず季さんとの「ツーショットスマイル撮影会」のチャンスもプレゼントし、会場は大いに盛り上がりました。
他の広報委員の先生方といっしょに、私は、りんかい線「東京テレポート駅」駅前で、街ゆく人々にイベントの告知も兼ねて、歯ブラシ&歯並びチェックシートなどを無料でプレゼント配布致しました。
この催しが、矯正患者さんを勇気付け、治療器具が特別なものではなく、ポジティブな生活を送るための素晴らしい物であるという認識を深めていくものとなっていることを徐々に実感しています矯正歯科治療の啓発イベントとしてより良い企画を盛り込み、来年度以降も継続して開催を検討出来ればと願っています。
2007/10/10
平成19年度第1回愛媛県立中央病院地域医療連携懇談会出席
平成19年10月10日午後7時より、平成19年度第1回 愛媛県立中央病院地域医療連携懇談会が市内春日町にある県立中央病院講堂にて開催されました。口唇口蓋裂の早期治療や、顎変形症の術前術後の矯正治療に携わっている岡矯正歯科では愛媛県立中央病院と緊密な連携を図っています。記念すべき第一回目は
・「愛媛県立中央病院救命センターへ収容した小児の事故症例について」
講演者 県中 小児科部長 若本 裕之先生
・「愛媛県立中央病院産婦人科救急について」
講演者 県中 産婦人科医監部長 野田 清史
の2演題を拝聴しました。
昭和60年愛媛県の周産期死亡率は、高く、新生児死亡率は全国でワースト1位であったものが、
愛媛県周産期医療統計(平成18年)によれば
都道府県別順位
(低い順)
周産期死亡率(千対) : 3.8 4位
妊娠22週以後の死産率 : 3.5 14位
早期新生児死亡率 : 0.3 1位
に改善されたとのこと。
愛媛県の周産期死亡率が昭和60年で全国ワースト1位だったのが平成18年には全国1位と順位を上げたことが、野田先生のご講演で、初めて知り得ました。
2007/07/29
松山キャラバン「聞いてみよう!歯並びの悩み、矯正歯科治療のこと」
7月29日、2007年参議院議員通常選挙当日、愛媛県松山市において四国地方初めての市民公開講座 ″市民セミナーinまつやま″、が「聞いてみよう!歯並びの悩み、矯正歯科治療のこと」と題して開催されました。当院からもスタッフ総出でサポートしました。猛暑のなか、会場の松山市総合コミュニティーセンター大会議室は予定開始時刻よりも早く、沢山の参加者の皆さんが訪れました。
セミナーは、東京歯科大学 歯科矯正学講座准教授 茂木悦子先生よる講演から開始されました。『咬み合わせと健康』〜こどもたちの未来のために〜と題して行われた講演は、まず来場者への問い掛けから始まりました。冒頭、80才で歯を20本以上持っているいわゆる8020(ハチマルニーマル)達成者の方のお口の中のスライドが示され、歯や噛み合わせの状態から年齢を推測させるという趣向です。会場の目はスライドに釘付けとなって、よい噛み合わせが、健康にとっていかに大切かという事を実感させられました。達成者の皆さんの噛み合わせがよく、健全な食生活を送っており、元気であるということが、大学の調査結果をもとに報告されました。このような軽妙な中にも科学的なデータに裏付けされた茂木先生の講演は一般の方にも分りやすく、30分の講演時間はあっと言う間に過ぎ去り終了の時間となりました。
その後、司会の木下三樹夫広報委員長の進行のもと、歯並びトークと題して 矯正治療体験者 2家族 4名の方々が壇上でそれぞれの治療経験を語られました。このうちの1組の出演者は岡矯正歯科で治療をされた患者さんで、当初治療に消極的であったにもかかわらず、治療後その成果からほんとうに矯正治療をして良かった、と心境の変化をお話しされたのが印象的でした。
別会場では歯並びトークと並行して矯正歯科個別相談が行われました。本会会員の先生方が、歯並びやかみ合わせ、顎の痛み、矯正治療に関するお悩やご質問などについて、一人ずつ丁寧にお答えし、合計140名60組の皆さんの矯正歯科相談を受け付けました。
以上、予定されていた3部構成2時間の″市民セミナーinまつやま″は盛況のうちに無事終了し、参加された方々は皆さん満足してお帰りになりました。参議院選挙と重なりメディア取材が行われなかった事や、天候など条件は決して良くはありませんでしたが、事前申し込みのうち、72パーセント165名78組の皆さんが会場に足を運ばれた事は真面目な県民性の表れかと思います。
キャラバン終了後、場所を移しての反省会では、講師の茂木悦子先生を囲み本部広報役員、そして同じ中四国支部内とはいえ、遠く岡山県、高知県から応援にかけつけた会員らが集い、やり終えた充実感と達成感、そしてほんの少し疲労感の中、来年も引き続き本啓発活動を開催しよう、との意見が続出しました。
岡矯正歯科の元スタッフ二宮寿弥子さんが司会進行を努めてくれました。
受付は岡矯正歯科衛生士三名が担当しました。
パネリストとして、岡矯正歯科で矯正治療を受けられた山本様親子に登壇していただき、まず私から歯を抜かない矯正治療の経過をご説明した後、治療を振り返ってみて、矯正治療後の感想をお聞きしました。
セミナーは、東京歯科大学 歯科矯正学講座准教授 茂木悦子先生よる講演から開始されました。『咬み合わせと健康』〜こどもたちの未来のために〜と題して行われた講演は、まず来場者への問い掛けから始まりました。冒頭、80才で歯を20本以上持っているいわゆる8020(ハチマルニーマル)達成者の方のお口の中のスライドが示され、歯や噛み合わせの状態から年齢を推測させるという趣向です。会場の目はスライドに釘付けとなって、よい噛み合わせが、健康にとっていかに大切かという事を実感させられました。達成者の皆さんの噛み合わせがよく、健全な食生活を送っており、元気であるということが、大学の調査結果をもとに報告されました。このような軽妙な中にも科学的なデータに裏付けされた茂木先生の講演は一般の方にも分りやすく、30分の講演時間はあっと言う間に過ぎ去り終了の時間となりました。
その後、司会の木下三樹夫広報委員長の進行のもと、歯並びトークと題して 矯正治療体験者 2家族 4名の方々が壇上でそれぞれの治療経験を語られました。このうちの1組の出演者は岡矯正歯科で治療をされた患者さんで、当初治療に消極的であったにもかかわらず、治療後その成果からほんとうに矯正治療をして良かった、と心境の変化をお話しされたのが印象的でした。
別会場では歯並びトークと並行して矯正歯科個別相談が行われました。本会会員の先生方が、歯並びやかみ合わせ、顎の痛み、矯正治療に関するお悩やご質問などについて、一人ずつ丁寧にお答えし、合計140名60組の皆さんの矯正歯科相談を受け付けました。
以上、予定されていた3部構成2時間の″市民セミナーinまつやま″は盛況のうちに無事終了し、参加された方々は皆さん満足してお帰りになりました。参議院選挙と重なりメディア取材が行われなかった事や、天候など条件は決して良くはありませんでしたが、事前申し込みのうち、72パーセント165名78組の皆さんが会場に足を運ばれた事は真面目な県民性の表れかと思います。
キャラバン終了後、場所を移しての反省会では、講師の茂木悦子先生を囲み本部広報役員、そして同じ中四国支部内とはいえ、遠く岡山県、高知県から応援にかけつけた会員らが集い、やり終えた充実感と達成感、そしてほんの少し疲労感の中、来年も引き続き本啓発活動を開催しよう、との意見が続出しました。
岡矯正歯科の元スタッフ二宮寿弥子さんが司会進行を努めてくれました。
受付は岡矯正歯科衛生士三名が担当しました。
パネリストとして、岡矯正歯科で矯正治療を受けられた山本様親子に登壇していただき、まず私から歯を抜かない矯正治療の経過をご説明した後、治療を振り返ってみて、矯正治療後の感想をお聞きしました。