患者さんの歯列の時期、例えば乳歯列なのか、永久歯列期なのか、治療に要する期間、あるいは使用する装置によって矯正治療の費用は大きく異なります。
唇顎口蓋裂の患者さん、またはあごの手術を必要とする患者さんは健康保険の適用となります。
最初にご相談に来られた時に、今後、必要となる費用の全体をすべて確認することができます。 というのは、岡矯正歯科の矯正治療費の設定が、欧米では主流となっている技術料や装置料に加えて来院時毎の再診料や衛生管理料といった費用を含んだ総治療費制 (total fee)を採用しているからです。
患者さんの立場から治療費を考えた場合、装置の破損や追加の検査のたびに費用が加算されると、ご不安が増すばかりかと存じます。そこで、岡矯正歯科では平成13年より月々の再診料を廃止致しました。したがって、治療が始まってから、来院回数、治療期間等によって最初にご契約された金額に変更はございません。装置を交換、変更した場合も新たに追加の費用は必要ありませんのでご安心ください。
<治療開始までの費用>
初診・相談料・・・5,500円
約1時間初診カウンセリングにお越し頂き、お口のお写真を撮らせて頂き、お口のお写真を一緒に見ながら、歯並びで気になさっている内容、ご不安なこと、疑問などについて伺い、今後の治療の必要か否かの見通し、できるだけ抜歯をしないで出来る治療方法・装置の種類・期間・費用・メリット、デメリット等をしっかりお話させて頂いております。
資料採取および診断料・・・38,000円
2回目に詳しい検査であるお顔の写真、お口の中の写真、歯型の模型、レントゲン、虫歯菌検査、歯周病菌検査等の資料採取を行います。後日、3回目に診断結果を御報告致します。レントゲン診査や、コンピュータによる口元や横顔の治療予測、お口の型取り等、診断のための検査料、加えてカリエスリスク検査の合計の費用は初回の38,000円のみとなっております。治療中,治療後の諸検査料は無料です。歯を動かし終わった時に一度、後戻りを防ぐ治療の終了時にも一度、必ず検査を行いますが、これら2回の検査のみならず、治療上レントゲン等の検査が必要になったときは、患者さんや保護者の方のご了解を頂いた後に無料で検査を行います。
<年齢別の代表的な矯正治療費>
第一期・・・370,000円〜
乳歯列期(全て乳歯)・混合歯列期(乳歯と永久歯)に開始する矯正治療で、主に顎発育が関与する不正咬合や、咬合性外傷を惹起する不正咬合に対し早期治療を行います。
第二期・・・780,000円〜
永久歯列期(永久歯にすべて揃っている)の方に上下全顎に固定式装置を装着します。
(第一期から治療を開始されている場合は、その差額のみで治療可能です。)
※上記の第一期、第二期の費用には毎回の再診料(例えば来院時毎5,000円等)、衛生管理料、装置料、技術料等を含んでいます。したがって、治療期間が長引いたり、装置が新たに必要となったりした場合でも、追加料金はございません。(フッ素入り歯磨き粉、キシリトールガム等の別途費用の発生するものに関しては別紙参照)
※ 当院は矯正歯科医院となっておりますので、一般治療(虫歯治療、抜歯治療等)は行っておりません。必要となった場合には一般歯科医院へ御依頼させて頂きます。
※ 混合歯列期とは大人の歯と子供の歯と混じり合った時期のことです。
※ 再診料、衛生管理料、PMTC (プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニングの略;フッ素含有歯磨材を用いて歯ブラシのとどきにくいところを機械的に清掃すること ) などの費用はいただいておりません。